ごあいさつ
コーチングと関わり始めて15年になります。
自分自身がコーチングを受ける中で、話を聞いてもらう事の心地よさを体感しました。
批判や評価なく聞いてもらうという体験が新鮮で、多くの人にコーチングやその効果を体験してもらいたいと思うようになりました。
今はまだ「コーチング」にお金を払い、コーチという職業がなりたっていますが、
そのうちコーチングコミュニケーションが当たり前になり、誰もが近くにいる人のサポートで輝き、
結果、「コーチ」という職業がなくなっている…、そんな世の中になる事を夢見ています。
2006年からは就職支援に携わるようになり、現在では大学や専門学校での授業や
個人に対してキャリアカウンセリングもしています。
動いて結果を出すのは本人(転職希望者、学生)なのですが、
応援・支援の名のもとに、指示命令や価値観の押しつけをする家族、保護者の多くいることを知りました。
みな、良かれと思ってやっています。
やってる本人は悪気がないので、余計、タチが悪いんです。
結果、優しく、配慮のできる転職希望者や学生ほど、周りの言葉を気にして、
「それは分かるけど、私はこうしたいんだ」などと、右往左往したりします。
そんな場面を多く見ていて、「サポートする人の言葉は結構影響する」ということを知りました。
一方、私自身も2人の子を持つ親として、自分自身の経験からも
「サポートされる人はいろんなところが応援してくれるけど、サポートする人は、結構大変。しかも孤独」
だということを実感しています。
このようなことから、私は「何かを頑張っている人、何かに取り組んでいる人」を
サポートする人(ドリームサポーター)をサポートする「ドリームサポーターズコーチ」でありたい、と思っています。
コミュニケーションは、人を勇気づけ、伸ばし、励ますこともできる一方、直接痛みを与えなくても傷つけることもできてしまう、とても強力なツールです。
私は、前者がいいと思っています。
そんなコミュニケーションが組織に、地域に、家庭に、社会にあふれることを願い、活動しています。
ロゴに込めた想い
コンセプトは「港」です。
ここを「港」とし、関わる皆さんは、「船」です。
港でガソリンや食料を補給した船が、思い思いの航海先に旅立って行って、
また港に戻ってくるイメージです。
一度航海に出れば、ガソリンはもちろん使うでしょうし、岩にあたってどこかを損傷してくるかもしれません。
そんな時に、また港に戻ってきて、ガソリンを補給し、食料を積み、船を直し、また出かけていく…、
そんな場所であるよう、諸々整えてお待ちしています!
また、船が行き来することによって、港では流行も交わるでしょう。
そして、何度か行ったり来たりするうちに、自分で補修したり、自分で資源を賄う術を見つけて
ご自身の持ち場で自走していってくれたらいいな、と思います。
さらには、人が手を取り合っているイメージを取り入れ、
寄り添い合いながらサポートする様で表してもらいました。
その船はいずれ、それぞれの場所で、私がやっていたように、
新しい船を助ける空母のような存在になり、周りをサポートしてくださると、確信しています。